α9ユーザが語るα7IIIのファーストインプレッション
超久々の更新です。
カメラネタとしては以前、α9とα7を比較した記事を書いていました。
が、結局あのあとで記事にもせず、こっそりα9をポチっていました(笑)
今はα9がメイン、α7がサブとして運用しています。
前回のカメラネタからはや半年。久々の更新を決意させたものが本日発表されました。
それは・・
α7IIIです。
α7 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
先代のα7IIの発売から3年の月日を経て、大幅なパワーアップを遂げました。
どこがパワーアップを遂げたかのかはソニーの公式を見て下さい(丸投げ)
というか、この記事にたどり着いている皆さんはもう本機の特徴はある程度把握していると思いますので、α9ユーザの私がα7IIIのここが素晴らしいという点を挙げていこうと思います。
新センサーを搭載
α7IIIに先駆けてα9、α7RIIIがリリースされているお陰で、それらで培った技術を本機も受け継いでいます。まず、常用ISO感度51200。これはα9と同じ水準の高感度対応となります。しかし、実はこの部分、α9よりも優れている面があり、α9はメカシャッター(秒間5コマでクソ遅い)時しかISO51200を使用できません。α9のメイン機能の電子シャッター時は常用ISO感度25600。
まとめると、高感度域(ISO51200~)で連写をする場合、α9よりもα7IIIが勝っています。
また、α9ゆずりのAF性能を持っているため、瞳AFやAF-Cがα9並の実用水準になっています。例えば、公園で子どもが好き勝手に動き回るシーンを撮りたい時、普通のカメラ(先代までのα7など)ではAFが追いつかないため引いた構図しか撮ることが出来ませんが、本機ではAFの食いつきが大幅に改善されているため、そういった難しいシーンでも活躍してくれるでしょう。
サイレントシャッター搭載
私はサブ機にα7を使用していますが、普段α9の無音シャッターに慣れていると、そのシャッター音の大きさにびっくりすることがあります(笑)屋外ではシャッタ-音がしていても気になりませんが、静かな環境でシャッターがバシャバシャ鳴っていたら迷惑ですよね(手ブレ防止のために連写すると特にうるさい)。そんな時にサイレントシャッターが使えるのはありがたいです。また、α7RIIでは対応していなかったサイレントシャッターの連写にも対応しているので、使い勝手が非常に良くなっています。
※おそらくα7RIIIの機能を受け継いでいるので秒間8コマがライブビュー連写(ブラックアウトフリー)になります。
4K対応
α7IIまでには付いていなかった4K動画に対応しました。
対応遅いよ!と思われるかもしれませんが、なにぶん先代が3年前なので許してくださいwこれも付いているのといないのでは大違いなので、本当にありがたい機能です。4K動画を見てしまうとフルHDの動画では満足出来ませんよね?
大型バッテリーを採用
従来機の2.2倍の容量を持つバッテリーを採用しました。容量増だけでもスタミナ十分になりありがたいのですが、α9、α7RIIIユーザは同じバッテリーを使いまわすことが出来るため、その点とてもありがたいです。
こんな形でα9のいいところ、α7RIIIのいいところそれぞれを吸収したバランスの良いモデルになっています。
しかもそれぞれの機種に勝っている点があり、
α9にはメカシャッター時の連写性能
α7RIIIには常用ISO感度
が勝っています。
50万円近くする兄弟機に勝っている点があるって所有欲が高まると思いませんか?
ただ、もちろんα9は超高速連写と連写枚数が群を抜いていますし、α7RIIIは4200万画素の大容量ファイルを軽々と処理できるスペックがあるため、これらのユーザのプライドを傷つけない、絶妙なバランスでスペックが組まれています。
ベーシックモデルと書いてありますが、はっきり言います。
90点の出来ですよ。(もちろんいい意味で)
性能面では最高峰のものを積んでいますし、従来のα7ユーザは確実に満足できる出来です。α9ユーザが言うんだから間違いない()
これを95点にするためにα9を選ぶもよし、α7RIIIを選ぶもよし。
あなたはどれを選ぶ?
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