マイル入門5 Extremeカード+ソラチカカードでANAのマイルをザクザク貯める
こんにちは、だし巻きです。
今日はマイルを貯める編、最終回として私の貯め方を紹介しようと思います。
クレジットカード選びの参考にしていただければ幸いです。
ちなみに私はANAユーザーなのでJALユーザーのマイルの貯め方を知りません(笑)ですので私のマイルの貯め方はANA側に随分偏ったものになっていますので悪しからず。JAL派は「JAL 陸マイル」などで検索して下さい・・
さて、本題。
私のメインカードはExtremeカードです。
このカードのポイントはちょっと特殊で、Gポイントに変換することが前提になっています。まず、クレジットカードのポイントとしてExtremeポイント(ネーミングがダサい・・)が1%貯まります。それを1.5倍のGポイントに変換できます。
細かい仕組みは置いといて、
決済額の1.5%のGポイントが貯まる
ってとこだけ覚えといて下さい。
Gポイントは各社のポイントと交換できるので、マイルを貯めない方にもかなりおすすめのカードです。注意点は年額30万円を貯めなければ次年度の年会費がかかりますが、メインカードにしてしまえばそれくらいクリアでき・・るよね?
さて、バカ正直にGポイントからマイルに変換すると1/3(30Gポイント→ANAマイル)になってしまうので、実質0.5%のマイルがしか貯まらないことになってしまいます。
そこで、よりよいレートでマイルに変換するためにソラチカカードというクレジットカードを使います。ソラチカカードとはざっくり説明すると東京メトロと提携したANAカードです。
ソラチカカードは、メトロポイントからANAのマイルに高い比率(10:9)で交換できる特徴を持っています。ちなみにGポイントからメトロポイントへは等価で交換できるので・・・
頭痛くなってきません?
下にまとめました。
①1%のExtremeポイント
②1.5%のGポイント
③1.5%のメトロポイント
④1.5%✕9/10=1.35%のマイル
というルートでポイントを交換していきます。
こうすることで決済額に対して1.35%のマイルを貯めることが出来ます。
この還元率をカード1枚でしようとするとプラチナカードクラスが必要となり、年会費が10万円コースになってしまいます・・
なお、ソラチカカードは決済用ではなく、メトロポイントをマイルに変換するために加入します。つまりサブカードです。
こちらは決済額に関わらず、2160円の年会費がかかってしまいますが、更新の際に1000マイルが付与されるのでマイルを買っていると考えればそこまで負担感はないと思います。
この方式の強みはGポイント(ポイント有効期限実質無し)を経由する事です。上記の
②でポイントの変換を止めておけば、通常では貯めることが出来ないレベルのマイルを貯めることができる点です。ビジネスクラスで欧州など、搭乗マイルだけで貯めるのは夢のまた夢ですが、この方式でコツコツ貯めていれば数年後には実現できるでしょう。
ANAカードってどうなのよ
マイルを貯めたいと思った人誰しもが一度検討するであろうANAカード。実際のところどうなのでしょうか。
まず、ANAカードをメインカードとして考えた場合、10マイルコースに必然的に入る事になります。1000円で10マイルが貯まるので還元率1%でそこそこ貯まるカードになるわけですが、この10マイルコースが厄介で、年額6480円かかってしまいます。
ポイントの貯まり先をクレジットカードのポイントにし、
クレジットカードの有効期限3年が終わりそうな頃に、10マイルコースに入れば3年に1度6480円かかるだけなのでそれなりに費用負担は減らせるのですが、
上記で述べた
Extremeカード+ソラチカカードの方が1.35%なので多く貯まりますし、マイルの有効期限を引き伸ばせるので絶対2枚持ちした方がいいです。
でもANAのカードもサブカードとしてなら悪くないんです。
搭乗時のマイルが10%増える(ケチくさい)ので搭乗でも貯めやすくなりますし、
年会費以外手数料の掛からない5マイルコースにしておけば年会費(VISAとMasterは割引で1000円以下になります)だけで更新マイルの1000マイルを貰えるので、持っておくだけでマイルが貯まっていきます。
ちなみに私は
ソラチカカードの他に
ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
(東急系列お買い物用)
ANA VISA Suicaカード|クレジットカードの三井住友VISAカード
(モバイルSuica用)
(iD電子マネー払い用)
という理由で
ANAカード4枚持ちしています(自分でも困惑)
どんだけ持ってるんだよと思いきや、持ってるだけで更新マイルが貯まるので悪いことばかりでは無いんやで・・
と、言うわけで私のおすすめは
Extremeカード+ソラチカカード
で決まりです。
あとは各自の環境で提携のANAカードをチョイスしてみてもいいかもしれません。
同じ環境を目指すなら下記に順序で加入していけばいいと思います。
近いうち・・
①Gpointに加入
②ポイントサイト経由(Gpoint経由もできるよ)でExtremeカード加入
③こいつをメインカードにしてどんどんカードを使う。
そのうち・・
④ポイントサイト経由でソラチカカード加入(キャンペーンがある時を狙おう。多分春頃)
ってな感じでマイルの貯まる生活を実現していきましょう。
いかがでしたでしょうか。
マイルの貯め方編はひとまず完結です。
マイルの使い方は旅行計画の記事があればそちらで触れようかなと思っています。
今後は旅行関連のネタをマイペースに更新していきたいと思います。
マイル入門4 ポイントサイトを使おう
こんにちはだし巻きです。
前回は日常でクレジットカードをどんどん使えばマイルが貯まるよって話をしました。今回はポイントサイトというものを使ってポイントの上積みを狙いましょう、という記事です。
みなさん、ポイントサイトって使っていますか?
ポイントサイトというのはインターネットで買い物をしたり、口座を解説する際に、そのサイトを経由するとポイントが貰える、というものです。
例えば、webのアップルストアでiPadを買いたい時は、ポイントサイトにアクセスし、アップルストアのリンクをクリックしてアップルストアに入り、商品を購入すればポイントサイトのポイントが貯まる仕組みです。
そのポイントをマイルに変換すればクレジットカードのポイント以外にもマイルを生み出すことができるってわけです。
有名どころのポイントサイトは以下のとおりです。
まずは大手のポイントサイト
ハピタス
ポイントサイトなら高還元率のハピタス|ネットショッピングでお得に貯めて現金やギフト券に交換
Gpoint
次に、航空会社の経営しているポイントサイト
ANAマイレージモール
最後に、クレジットカード会社が経営しているポイントサイト
ポイントUPモール(三井住友のVISA、マスター)
ポイントUPモール|クレジットカードの三井住友VISAカード
Oki Dokiランド(JCB)
JCBが運営するポイント優待サイト Oki Doki ランド
ここらへんが代表でしょうか。検索したら他にもいっぱいあるから自分に合ったのを探してみて下さい。
どのポイントサイトを使えばいいのかは各自のクレジットカードや購入対象によって変わってくるので何ともいえません。それぞれに合ったサイトを検討して下さい。
ちなみに私はGpointをメインに使っています。
何故かと言うと・・
Gpointはポイントの増減があるたびにポイントの有効期限が伸びるシステム(実質無期限)なので、十分に貯まってからマイルに変更することが出来るメリットが有ります。
その点、ANAマイレージモールなど航空会社系のポイントサイトはすぐにマイル口座に貯まってしまうので、有効期限を気にしないといけない分、ちょっと使い勝手が悪いです。
クレジットカード系ポイントサイトの注意点としてポイントUPモールやOki Dokiランドではそれぞれ対応したクレジットカードでの支払いがポイント付与の条件になっています。(ポイントUPモールなら三井住友系カード、Oki DokiランドではJCB系カード利用がポイント付与の条件)
その点、Gpointは支払い方法の制限を受けないので、どんなクレジットカードでもGpointのポイントを貯められますし、じゃらんでヒットする田舎の民宿にありがちな現地現金払いでもGpointとじゃらんのポイントを貯めることが出来ます。
ちなみにサイトに寄ってポイント付与率が違うので、
慣れてきたら複数のポイントサイトを使ってもいいかもしれません。
私はじゃらんやHotels.comあたりでよく使っています。
私はツアーではなく航空券とホテルを別々に手配することが多いので、結構ホテルはこの2つのサイト経由で予約しています。ホテル代は、結構高額になりますし、じゃらんなどのホテル系のサイトはポイントサイトの付与率がいいので特におすすめです。
もちろん家電の購入などネット通販でも利用しています。
が、残念ながらamazonはGpoint経由ではポイントが貯まりません。
私はメインカードがJaccsなのでamazonの時のみJaccsモールを使っていますが、ポイントの付与率も悪いため、結構サイト経由を忘れがちです・・
なお、Gpointではミステリーショッパーや商品モニター、アプリのダウンロードなどで更にポイントを稼ぐことが出来ますが、ブログの方針により紹介は省きます。
今回はGpointを例に案内しましたが、他のポイントサイトも同様の制度がありますので、積極的にポイントをゲットしていきたいですね。
それでは次回は貯め方編最終回。
私のマイルの貯め方をお知らせしようと思います。
マイル入門3 日常でクレジットカードを使う
前回は
クレジットカードを使って会計をすることで、ポイント(≒マイル)を取りこぼさないことをお伝えしました。
それでは今回は具体的にどのようなところでクレジットカードを利用していくのかを考えていきましょう。
クレジットカードの仕組みについては・・さすがに端折ります(笑)
各自クレジットカードを持っているという前提でお話ししますね。
みなさんクレジットカードをどんなところで使っていますか?
これは各自の生活スタイルによって違いの出るところかと思いますが、
衣料品を購入したり、はたまた通販を使ったり、様々な場所でクレジットカードを使っていると思います。また、携帯料金や光熱費などもカード払いしているのではないでしょうか。
ここらへんはみなさんもカード払い・・え?してない?まぁ、この辺りは金額も大きいですし件数も少ないでしょうから、まだ現金払いしている方はカード払いをどんどん活用して下さい。
続きを読む
マイル入門2 無理せずマイルを貯めるには?
前回、飛行機の搭乗のみのマイルで特典航空券を取得することはいかに難しいかを説明しました。
今回は飛行機に乗らずしてマイルを貯める方法を考えてみたいと思います。
まず、当ブログの方針として以下の条件で楽しくマイルを貯めることを心がけたいと思います。
- マイルのために無駄な出費をしない
- 普段の行動パターンを極力変えない
- 入会キャンペーン等、1度きりしか使えないものは考慮に入れない
これらを守り、普段の生活の中で無理なく貯めていける方法を紹介していきます。
なぜ、このような方針を設けたかというと
「マイル 貯める」
みたいなワードで検索すると星の数ほど同じようなブログが出てきます。
しかし、それらのサイトの多くは
マイルのために不要な外食をしたり、必要も無いものを購入したりと、余計な費用や時間を費やしてしまう傾向があります。
また、入会時に貰えるポイントなどでマイルを獲得することができますが、これだけでは3年後にマイルが無くなってしまうのでそれだけに頼るのは得策ではありません。
もちろんそれらの方法でマイルを貯めていくことを否定しませんが、当ブログでは
無理せずマイルを貯める
という気持ちを大切にしたいと思います。
それでは前置きが長くなりましたが、具体的な方法についてお伝えします。
それは以下の2つです。
-
日常生活でクレジットカードを使う
-
ポイントサイトを経由する
え?これだけ??
って思いませんか?そう。これだけです。
ただ、これをしっかりやり切るって意外と難しいんですよね。
ところでみなさん日常生活でどれだけクレジットカードを使っていますか。
「いくら使ったかわからなくなるからあんまり使ってないな・・」
「あ~、amazonくらいかなぁ」
こんな声を聞くと、陸マイラー(搭乗以外でマイルを貯めている人)である私はもったいなさで震えてしまいます(笑)
このブログを機にクレジットカードをどんどん使い始めましょう!
当ブログの方針通り、
不要な買い物等をせずにポイントを貯めるという事は結局のところ
普段、お金を使う場所でいかにポイントを取りこぼさないかにかかっているのです。
これからはクレジットカードを使える環境なら、極力使うように心がけて下さい。また、口座払いのほとんどはクレジットカード払いに変更ができるので、その変更も検討して下さい。(家賃や生命保険など口座払い指定の場合もあります)
そうすれば日常生活で知らず知らずのうちにクレジットカードのポイント(≒マイル)が貯まるようになりますよ。
次の記事では日常生活のどんなところでクレジットカードが使えるのかをお伝えします。
マイル入門1 マイルを貯める難しさ
みなさん、マイルを使ったことがありますか?
帰省や旅行で飛行機に乗ると知らないうちに貯まっているマイル。
なんとなくですが、「貯めれば飛行機にタダで乗れる」という点はご存知の方が多いのではないでしょうか。
でも、実際に使っているかというと、どうでしょう。
ほとんどの人が使ったことが無いのではないでしょうか。
なぜ使ったことがない人が多いのか。
それは
- マイルの有効期限が取得から3年
- その間で特典航空券を取得できるマイルを貯められずに失効する
という点が要因として挙げられます。
例として東京↔大阪を考えてみましょう。
東京→大阪の基本マイルは280マイルです。
しかし、これは普通運賃での数字。実際に乗る旅割などの早期割引運賃では75%の210マイルしか貯まりません。ツアーだとたったの140マイルしか貯まりません。
Q.では、この区間の特典航空券を取得するにはどれほどのマイルが必要なのでしょうか。
正解は6000マイル*1です。
つまり、早割で6000マイルを貯めるためには
東京と大阪を15往復する必要があります。
仕事で取引先が大阪にある人なら新幹線移動を飛行機移動に変えればなんとか3年以内になんとか貯めることが出来るかもしれませんが、
一般の人が旅行で6000マイルを貯めることはほぼ不可能です。
旅行ブログ、しかも最初の記事でこんな事を言ってしまっていいのでしょうか(笑)
でも、特典航空券をガンガン利用している私でも、旅行だけでマイルを貯めることは正直しんどいレベルであることは確かです。
マイレージという制度はもともとヘビーユーザー(出張族やビジネスクラス以上を使う富裕層)の囲い込みのためにできたものです。
そうした制度に我々庶民が相乗りしている形なので、何か工夫しないと土俵にも上がらせてもらえないのは当然と言えば当然でしょう。
ではどのようにして特典航空券を取得できるところまでマイルを貯めればいいのでしょうか。
それは、
飛行機の搭乗以外でマイルを貯める
ことが大切になってきます。
次回の記事では実際にマイルを貯めて旅行している私の実例も合わせて
飛行機に乗らずにマイルを貯める方法をお伝えします。
*1:レギュラーシーズン