マイル入門1 マイルを貯める難しさ
みなさん、マイルを使ったことがありますか?
帰省や旅行で飛行機に乗ると知らないうちに貯まっているマイル。
なんとなくですが、「貯めれば飛行機にタダで乗れる」という点はご存知の方が多いのではないでしょうか。
でも、実際に使っているかというと、どうでしょう。
ほとんどの人が使ったことが無いのではないでしょうか。
なぜ使ったことがない人が多いのか。
それは
- マイルの有効期限が取得から3年
- その間で特典航空券を取得できるマイルを貯められずに失効する
という点が要因として挙げられます。
例として東京↔大阪を考えてみましょう。
東京→大阪の基本マイルは280マイルです。
しかし、これは普通運賃での数字。実際に乗る旅割などの早期割引運賃では75%の210マイルしか貯まりません。ツアーだとたったの140マイルしか貯まりません。
Q.では、この区間の特典航空券を取得するにはどれほどのマイルが必要なのでしょうか。
正解は6000マイル*1です。
つまり、早割で6000マイルを貯めるためには
東京と大阪を15往復する必要があります。
仕事で取引先が大阪にある人なら新幹線移動を飛行機移動に変えればなんとか3年以内になんとか貯めることが出来るかもしれませんが、
一般の人が旅行で6000マイルを貯めることはほぼ不可能です。
旅行ブログ、しかも最初の記事でこんな事を言ってしまっていいのでしょうか(笑)
でも、特典航空券をガンガン利用している私でも、旅行だけでマイルを貯めることは正直しんどいレベルであることは確かです。
マイレージという制度はもともとヘビーユーザー(出張族やビジネスクラス以上を使う富裕層)の囲い込みのためにできたものです。
そうした制度に我々庶民が相乗りしている形なので、何か工夫しないと土俵にも上がらせてもらえないのは当然と言えば当然でしょう。
ではどのようにして特典航空券を取得できるところまでマイルを貯めればいいのでしょうか。
それは、
飛行機の搭乗以外でマイルを貯める
ことが大切になってきます。
次回の記事では実際にマイルを貯めて旅行している私の実例も合わせて
飛行機に乗らずにマイルを貯める方法をお伝えします。
*1:レギュラーシーズン